1. 「余韻」が心に染みる音色
真鍮は銅と亜鉛の合金で、適度な硬さと弾力を持っています。そのため、叩いた瞬間に「カーン」と澄んだ高い音が響き、その後、細く長い余韻(サスティーン)が残るのが特徴です。
- 浄化の響き: 古来より、真鍮の鐘の音には「空間を清める」「邪気を払う」力があると信じられてきました。
- 耳に優しい: 鉄製の鐘に比べて音が尖りすぎず、どこか温かみを感じさせる音色なので、日常の中で鳴らしても不快感がありません。
2. 「育てる」楽しみがある素材
真鍮の最大の魅力は、経年変化(エイジング)にあります。
- アンティークな風格: お写真の鐘のように、年月を経て表面が酸化すると、最初は金色の光沢だったものが、渋みのある「古美色(こびしょく)」へと変化します。
- 唯一無二の表情: 触れる場所や環境によって色の深まり方が異なり、まさに「持ち主と共に歴史を刻む」道具と言えます。磨けば再び金色に戻すこともできますが、この深い色味こそが真鍮好きにはたまらない魅力です。
3. 実用性と清潔感
真鍮は見た目や音だけでなく、素材としての機能も優れています。
- 抗菌作用: 真鍮に含まれる銅には「超抗菌性能」があり、ウイルスや細菌の繁殖を抑える効果が認められています。ハンドル付きの鐘として、手で触れる道具には非常に適した素材です。
- 耐久性: 鉄のように赤錆でボロボロになることがなく、数十年、数百年と使い続けることができます。



寸法 販売価格
135×135×240 10,000円





