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骨董品福岡 中国七宝焼 牡丹

骨董品

1. 「景泰ブルー」と呼ばれる独特の深い青

中国の七宝焼の最大の魅力は、その色彩の深みにあります。 特に明代の景泰(けいたい)年間に完成された、深く鮮やかなサファイアのような青色は「景泰藍(景泰の青)」という名前の由来にもなりました。お写真の作品も、背景の落ち着いた暗いトーンと、花びらや葉の鮮やかな色彩のコントラストが非常に美しいですね。

2. 堂々とした「重厚感」と「力強さ」

日本の七宝焼が「繊細・透明感」を追求するのに対し、中国の七宝焼は**「重厚・豪華」**なのが特徴です。

  • 素材感: 銅の素地を厚めに使い、手に持った時のずっしりとした安定感があります。
  • 金属線: 模様の輪郭を作る金属線(植線)が太めで、装飾としての力強さが強調されています。お写真の作品も、花の輪郭がしっかり際立っており、工芸品としての存在感が抜群です。

3. 吉祥(おめでたい)文様の豊かさ

中国の七宝焼には、持ち主の幸せを願う意味が込められています。

  • 牡丹: 「富貴」の象徴。
  • 蓮の花: 「清らかさ」や「平和」の象徴。

4. 時代を超えて色褪せない「不変の美」

七宝焼は金属にガラス質の釉薬を焼き付けたものなので、数百年経っても色がほとんど褪せません。 お写真のような落ち着いた風合いの作品は、歳月を経て金属部分に独特の「古美(こび)」が加わり、さらに味わい深くなっていきます。

寸法 

170×170×450 

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