1. 時代を象徴する「西ドイツ」の空気感
底面のステッカーにある “BAVARIA, WEST GERMANY” という表記は、1950年代から70年代初頭にかけての西ドイツで作られたことを示しています。 この時期のドイツ(特にバイエルン地方)の陶磁器は、戦後の復興期の中で、伝統的な技術とモダンなデザインが融合した独特のスタイルを持っており、現代のインテリアにも馴染む「古くて新しい」魅力があります。
2. 洗練された「デフォルメ」の美学
この鶏の造形を見ていただくとわかりますが、写実的すぎず、かといって抽象的すぎない絶妙なバランスでデザインされています。
- フォルム: 丸みを帯びた三角形に近いシルエットで、尾羽から首にかけてのラインが非常にスムーズです。
- 配色: 鮮やかなオレンジと深みのあるブラウンのコントラストは、当時のトレンドカラーであり、お部屋のアクセントとして非常に映えます。
3. 「Cortendorf社」という歴史的価値
コーテンドルフ社は、1973年にあの有名な「フンメル人形」で知られる Goebel(ゲーベル)社に吸収合併されました。 そのため、現在手に入る Cortendorf 刻印やステッカーが付いたオリジナルの個体は、限られた数しか存在しない希少なコレクターズアイテムとなっています。ゲーベル社へ技術が引き継がれる前の、独自のクラフトマンシップを感じることができます。
4. 独特の釉薬(うわぐすり)の質感
写真からも伝わる、トロリとした厚みのある釉薬の光沢が魅力です。茶色の模様部分は、手作業で彩色されているため、一点一点表情が微妙に異なります。この「完璧すぎない手作り感」が、現代の大量生産品にはない愛着を生みます。


福岡レトロ ほんとくの商品は1点物です。必ず商品の形・大きさ・色合いを見てご購入ください。
寸法 販売価格
80×40×65 2,000円






