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福岡アンティーク 泉地靖雄 西洋梨とサクランボ 絵画

アンティーク

泉地靖雄氏は、洋画家であり、京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)を卒業後、二紀会で活躍し、文部大臣奨励賞など数多くの賞を受賞された実績があります。また、京都嵯峨芸術大学(現・嵯峨美術大学)の名誉教授として、長年にわたり後進の指導にも尽力されました。

この絵画の魅力(良さ)として、一般的に泉地氏の静物画に見られる特徴や、洋梨というモチーフから感じられる要素を挙げることができます。

🍐 泉地靖雄「洋梨」の絵画の良さ

  • 🎨 確かな技術とリアリティの表現
    • 氏は美術大学で学び、公募団体で実績を重ねた確かなデッサン力と油彩画の技術を持っています。この「洋梨」の絵からも、モチーフである果実の量感質感がしっかりと捉えられていることがわかります。
    • 単なる写実ではなく、油絵の具の深み重厚感を生かした表現が、静物画に生命感を与えています。
  • 🍏 光と色彩の豊かな表現
    • 画面全体の緑色のトーンが基調となり、洋梨の緑、背景の緑、皿の緑が混ざり合い、落ち着いた統一感を生んでいます。
    • 光の当たり方によって生まれる洋梨の表面の濃淡や、皿の上の陰影が、空間に奥行きと静謐な雰囲気を与えています。
    • 赤く熟れた果実やサクランボのアクセントカラーが、深みのある緑の中で際立ち、色彩の調和を生み出しています。
  • ⏳ 穏やかで静謐な雰囲気(静物画としての魅力)
    • 洋梨やサクランボを盛り付けた皿が描かれた静物画(スティルライフ)は、時間の流れを超えた永遠性を感じさせます。
    • この作品からは、日常の一コマを切り取り、画家独自の視点を通して美として昇華させた、穏やかで落ち着いた雰囲気が伝わってきます。
  • 🖼️ 額装を含めた重厚な美
    • 額は、内側にゴールドのモールディング、外側に黒い重厚なフレームがあしらわれ、作品自体が持つクラシックな美しさをさらに引き立てています。マット(内側の白い部分)の扱いも丁寧で、作品をより鑑賞しやすくしています。

寸法 販売価格 

365×300 30,000円

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