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骨董品 茶道具 荒膚 くり口煙釜 菊地正直作

骨董品

菊地正直作の釜の特長

菊地正直は、山形県に工房を構える鋳物師で、特に茶の湯釜の分野で高い評価を得ています。彼の作品の良さは、以下の点に集約されます。骨董品や茶道具の世界では、作者の名前がその価値を大きく左右します。橋本辰敏氏は「浪速の釜師」として知られ、精巧な鋳物技術と独特のデザインセンスで高く評価されている作家です。単なる道具としてだけでなく、芸術品としての価値も兼ね備えている点が最大の魅力です。彼の作品は、茶道愛好家やコレクターからも高い人気を誇ります。

荒膚(あらはだ)の独特な風合い

「荒膚」とは、釜の表面に見られる意図的に粗く仕上げられた肌合いのことです。一般的な釜の滑らかな肌とは異なり、ざらざらとした質感は、まるで長年使い込まれたかのような古格な趣きを生み出します。この独特な風合いは、釜の表情を豊かにし、鑑賞の対象としての魅力を高めます。

くり口の造形美

「くり口」とは、釜の口縁部が内側にくぼんだ形をしています。この形状は、湯を注ぐ際に湯が飛び散りにくく、また蓋が安定しやすいという実用的な利点があります。さらに、このシンプルな造形は、釜全体のどっしりとした重厚感を際立たせ、美的なアクセントとなっています。

箱に記された印

箱に記された「菊地正直作」という銘は、作品の品質と信頼性の証です。菊地正直は、山形鋳物の伝統を背負う著名な作家であり、その作品は骨董品や茶道具の市場で高い評価を得ています。作者の銘があることで、その作品が単なる道具ではなく、一つの芸術品として扱われ、将来的な価値も期待できます。

【まとめ】

菊地正直は、伝統的な技法を継承しつつ、現代の茶の湯に合わせた使いやすさを追求しています。彼の釜は、見た目の美しさだけでなく、熱伝導率が高く、湯の沸き方も良いとされています。これは、茶の湯において最も重要な「お湯の質」に直結するため、茶道具としての本質的な価値を高めています。

販売価格 20,000円

福岡骨董品ほんとくの商品は1点物です。必ず商品の形・大きさ・色合いを見てご購入ください。

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