階段箪笥、力強い木目と重厚な金具が非常に美しい逸品です。
階段箪笥は、江戸時代から明治・大正にかけて、町家の限られた空間を有効活用するために生まれた「機能美の極致」とも言える家具です。その主な魅力をいくつか挙げさせていただきます。
1. 「昇る」と「収める」の完璧な融合
本来ならデッドスペースになる階段の下をすべて収納にするという、当時の人々の合理的かつ遊び心のある知恵が詰まっています。現代の住空間においても、圧倒的な省スペース性を誇ります。
2. 空間に「リズム」を生む造形美
一般的な四角い箪笥とは異なり、階段状のシルエットは視覚的な圧迫感を与えません。
- ディスプレイの愉しみ: 段差を利用して、花器や骨董、照明などを高低差をつけて飾ることができ、部屋の中に立体的な「見せ場」を作ることができます。
- 間仕切りとしての活用: 壁際に置くだけでなく、部屋の中央寄りに置くことで、空間を緩やかに仕切るパーテーションのような役割も果たします。
3. 職人技の結晶(意匠性)
箪笥からも伝わりますが、以下のディテールが大きな魅力です。
- 木目の表情: ケヤキなどの美しい木目が、階段の段差によって異なる角度で光を受け、豊かな表情を見せます。
- 手打ち金具: 堅牢な鉄金具は、補強としての実用性だけでなく、全体のデザインを引き締める「景色」として不可欠な要素です。
4. 時代を超えたモダンな佇まい
和室はもちろんですが、意外にもコンクリート打ち放しの空間や、ミッドセンチュリー調のインテリアとも非常に相性が良いのが特徴です。古いものとしての価値だけでなく、現代の暮らしに馴染む「タイムレスなデザイン」が多くの人を惹きつけてやみません。


福岡骨董品 ほんとくの商品は1点物です。必ず商品の形・大きさ・色合いを見てご購入ください。
寸法 販売価格
1280×410×120 76,000円





