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骨董品 日本刀装具 刀鍔 三日月 桜 縁胴巻 箱付 

骨董品

三日月は古くから詩歌や物語に登場し、日本の美意識と深く結びついています。時間や変化、そして静かで神秘的な夜空を連想させ、深い精神性や時間の流れを感じさせます。また、武具においては「欠けることのない力」や「未熟さからの成長」といった意味合いを持つこともあります。桜は日本の国花であり、はかない美しさ、生命の循環、そして新しい始まりを象徴します。桜がデザインされていることで、優雅さや季節感、そして日本的な情緒が加わっています。刀鍔は、日本刀の柄(つか)と刀身(とうしん)の間に位置し、手を保護する実用的な役割と同時に、刀の所有者の地位や趣味を示す装飾的な役割を持っていました。この鍔も、かつては実際に日本刀の一部として用いられていたものであり、日本の武士文化や歴史の一端を今に伝えています。刀鍔は通常、様々な金属加工技術(彫金、象嵌、透かし彫りなど)を駆使して作られます。この鍔に見られる三日月や桜の透かし彫り(または地鉄を削り出した形)は、高い技術力と美的センスを要するものです。表面の質感や光沢からも、長い年月を経てきたにもかかわらず、丁寧に作られたことが伺えます。

この刀鍔は、三日月と桜という日本的な意匠が美しく施され、実用性と芸術性が高次元で融合した骨董品です。歴史的背景、職人の精巧な技、そして時を超えて受け継がれてきたストーリーを感じられる点が、何よりも大きな魅力と言えるでしょう。骨董品として、観賞用としても、歴史資料としても、非常に価値のある逸品です。

販売価格 28,000円

福岡骨董品ほんとくの商品は1点物です。必ず商品の形・大きさ・色合いを見てご購入ください。

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