1. 魔除けと守護の象徴「獅子」
蓋の上に鎮座する獅子(しし)は、古来より「百獣の王」として、邪気を払い、福を招く守護神とされてきました。
- 躍動感: 獅子の尻尾がピンと立ち上がり、力強い造形をしています。これは持ち主やその場所を守る「勢い」を感じさせます。
- 香との調和: 獅子の足元にある透かし彫り(穴)からお香の煙が立ち上る様子は、まるで獅子が雲海の中にいるような幻想的な演出になります。
2. 三つ足(獅子足)の安定美
足の部分も獅子の顔(あるいは獣面)
- 工芸のこだわり: 重い本体を支える足にまで細かな装飾を施すのは、熟練の職人技の証です。
- 格調高さ: どっしりとした三つ足のフォルムは、視覚的な安定感だけでなく、床の間や飾り棚に置いた際の「格」を一段引き上げてくれます。
3. 経年変化(パティナ)の味わい
この香炉の最大の魅力の一つは、その「色艶(いろつや)」ではないでしょうか。
- 落ち着いた質感: 鈍く光る青銅の質感は、長い年月を経て生まれる「味わい」です。新しいものには出せない、歴史を纏ったような深い色合いが、見る人の心を落ち着かせてくれます。
- 背景とのコントラスト: 金屏風のような背景と、赤い毛氈(もうせん)に置かれた姿は、まさに日本の美の象徴。色のコントラストが香炉のシルエットをより美しく際立たせています。
4. 「静」と「動」のバランス
- どっしりと構えた本体の「静」。
- 上に向かって跳ね上がるような耳(持ち手)と、威嚇する獅子の「動」。 この対比が、置物としての飽きさせない面白さを生んでいます。



福岡骨董品 ほんとくの商品は1点物です。必ず商品の形・大きさ・色合いを見てご購入ください。
寸法 販売価格
210×150×230 15,000円






