井筒鳳斎は、漆芸において高い評価を得ている作家です。その作品は、確かな技術と芸術性を兼ね備えています。作家の知名度や技量そのものが、骨董品としての価値を高める重要な要素です。井筒鳳斎の作品であれば、その丁寧な仕事ぶりや、独自の美意識が反映されていることが期待できます。紫陽花は日本において親しまれている花であり、その意匠は季節感や風情を感じさせます。漆器の意匠として描かれることで、雅やかさや趣が加わります。特に茶道具である大棗においては、茶席の季節感を演出する重要な要素となります。「内銀地」は、棗の内側に銀粉を蒔きつけて仕上げる技法です。これにより、光沢があり、内側が明るく見えることで、茶をすくう際に美しく映える効果があります。また、外側の黒漆と金蒔絵の意匠とのコントラストが、作品全体に深みと高級感を与えます。銀地は変色しやすい特性もありますが、それがまた時間の経過による風合いとして評価されることもあります。




大棗は茶道において重要な役割を果たす茶道具です。
井筒鳳斎作の「紫陽花 内銀地 大棗」は、美術的価値と実用的な価値を兼ね備えた優れた骨董品であると言えるでしょう。
販売価格 50,000円
福岡骨董品 ほんとくの商品は1点物です。必ず商品の形・大きさ・色合いを見てご購入ください。
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