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福岡骨董品 布袋様 中国 西江 景徳鎮

骨董品

1. 類まれな「白」と「艶」の美しさ

景徳鎮の最大の特徴は、「白如玉(玉のように白く)」「明如鏡(鏡のように明るい)」と称えられる磁器の質の高さです。

  • 肌の質感: 写真の布袋様の肌の部分を見ると、単なる白ではなく、温かみと透明感を兼ね備えた独特の光沢があります。これは良質なカオリン(磁土)と、高度な焼成技術によるものです。
  • 造形美: 柔らかそうな太鼓腹や、優しく微笑む目元など、硬い磁器でありながら「柔らかさ」を感じさせる繊細な彫刻技術は、景徳鎮の熟練職人ならではの技です。

2. 「粉彩(ふんさい)」による鮮やかな色彩

この布袋様の着物部分に施されているのは、景徳鎮のお家芸とも言える**「粉彩(パステルカラーの絵付け)」**の技法と思われます。

  • 色の深み: 赤、青、緑、そして花柄などの細かな文様が非常に緻密です。
  • 縁起の良い意匠: 布袋様が持つ「堪忍袋(大きな袋)」の模様まで丁寧に描き込まれており、置物としての格調の高さを引き立てています。

3. 歴史と伝統が宿る「縁起物」としての価値

景徳鎮は1000年以上の歴史を持つ「磁都」であり、古くは皇帝に納める器(官窯)を作っていた場所です。

  • 職人の精神: 景徳鎮で作られる布袋像は、単なるインテリアではなく、「家庭に円満と富をもたらす」という祈りを込めて、伝統的な型や技法を継承して作られています。
  • 資産としての安心感: 「西江 景徳鎮」の銘があるものは、品質が保証されたブランド品のような安心感があり、長く受け継いでいく価値があります。

4.布袋様

・布袋は七福神の一人で、元々は中国唐代の実在した禅僧がモデルです。

笑顔を絶やさない姿から、富貴繁栄、笑門来福、夫婦円満、子宝の神として信仰されています。

寸法 

270×150×260

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