日本刀の鍔における「鮑(あわび)柄(貝文様)」には、美術的な面白さから縁起にまつわる意味合いまで、いくつもの魅力が詰まっています。
- 吉祥文様としてのめでたさ: 鮑は古来より肉厚の珍味として重宝されたほか、のし鮑(長寿や祝い事の象徴)に使われるなど、「不老長寿」や「豊かさ・子孫繁栄」を象徴する縁起の良い意匠として親しまれてきました。
- 独自の意匠性と立体感: 鮑の殻が持つ独特のうねりや、表面に並ぶ穴(呼吸孔)の連続した形状は、金工技術において非常に優れたアクセントになります。画像のような鉄地への高肉彫や肉おき表現では、自然物が持つ有機的なラインや風合いがダイナミクスを生み出します。
- 遊び心や物語性との融合: 古美術の世界では、鮑の殻そのものだけでなく、「鮑の殻に紐をつけて遊ぶ子犬(狗児戯鮑貝図)」といった愛らしいモチーフや、他の海産物・草花と組み合わせた「貝尽くし」のデザインとして展開されることも多く、職人の高度な遊び心やセンスが表現されています。


ほんとくの商品は一点物ですので、必ず商品の形や大きさ、色合いをご確認の上でご購入ください。また、売り切れの場合もございますので、在庫状況についてはお電話でお問い合わせください。
寸法 販売価格
63×68 16,000円






