この鍔には「桧山住 国長作」と明確な銘が刻まれています。これにより、誰によって、どこで作られたのかが分かり、作品の信頼性や由来が非常に明確になります。国長という刀工は複数存在しますが、特定の銘と「桧山住」(秋田県の桧山でしょうか?)という産地が結びつくことで、日本の刀剣史や金工史における位置づけが特定しやすくなります。これにより、研究対象としての価値も高まります。地鉄は、錆や腐食が少なく、独特の鉄の質感や風合いが良く保たれているようです。これは、長年の保管状態が良好であったことを示しています。円形の鍔に、大胆かつ繊細な透かし彫りが施されており、非常に趣があります。自然をモチーフにした意匠は、和の美意識を感じさせます。




この鍔が実際に日本刀に装着され、武士が使用していたことを想像すると、計り知れない歴史的ロマンを感じることができます。単なる工芸品としてだけでなく、日本の歴史の一部を物語る存在として魅力的です。
販売価格 38,000円
福岡骨董品ほんとくの商品は1点物です。必ず商品の形・大きさ・色合いを見てご購入ください。
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