「消心省事」とは、仏教用語で、消心: 心を静め、煩悩を消し去ること。省事: 世俗の雑事を省き、余計なことを考えないこと。を意味します。つまり、この言葉は、「心を静め、余計なことを考えず、ただ今に集中すること」という教えを表しています。喚鐘は、寺院などで使われる仏具の一つで、その澄んだ音色は、人々の心を鎮め、悟りを促すと言われています。この喚鐘に「消心省事」と刻まれたことは、鐘の音を聞くことで、人々が心の平安を得て、悟りの境地へと導かれるようにとの願いが込められていると考えられます。
丸山不忘は、日本の仏教美術の世界で著名な作家であり、彼の作品は高い芸術性と霊性を持つことで知られています。このような作家の作品を所有することは、単なるコレクションとしてだけでなく、日々の生活の中で仏教の教えに触れ、心の平安を得るという貴重な機会となるでしょう。
丸山不忘作の喚鐘、そしてそこに刻まれた「消心省事」という言葉は、単なる美術品ではなく、深い意味と価値を持つものです。この喚鐘を大切にし、その教えを心に留めて、日々の生活を送ることができれば、きっと豊かな心を手に入れることができるでしょう。
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