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福岡骨董品 坂田泥華 煎茶道具 7点セット

骨董品

坂田泥華 煎茶道具7点セットの魅力

この煎茶道具の最大の魅力は、萩焼の名工である坂田泥華の豪放でありながら繊細な作風が楽しめる点にあります。

  • まず、 その味わい深い釉薬(ゆうやく)の色合いです。全体に施されたやわらかな**枇杷色(びわいろ)の釉薬は、萩焼の伝統を感じさせます。さらに、器の表面に現れる「御本(ごほん)」と呼ばれる柔らかな斑文や、高台付近に見られることもある「梅花皮(かいらぎ)」のような釉薬の変化は、使い込むほどに景色が育っていく、「萩の七化け」**という言葉に表される変化の楽しみを与えてくれます。
  • そして、 素朴さの中にある造形の妙です。急須(宝瓶)は注ぎ口が横についた「宝瓶(ほうひん)」と呼ばれる形かもしれません。その丸みを帯びたやさしい形は、茶の湯の精神に通じる静謐(せいひつ)な美しさを醸し出しています。茶碗も高台がしっかりと締まり、手取りの良さが想像できます。
  • その上、 共箱(ともばこ)が付属している点も見逃せません。この桐箱には作家自身による箱書きがあり、作品の由緒や真贋を証明する役割を果たしています。したがって、 美術品としての価値を高めるだけでなく、大切に受け継がれてきた歴史を感じさせてくれます。

総じて言えば、 この煎茶道具セットは、煎茶を淹れるという実用的な側面を持ちながらも、坂田泥華の芸術性を間近で感じられる、美術的な価値も非常に高い逸品と言えるでしょう。

寸法 販売価格

急須 120×95×85 

湯吞 63×63×55

湯冷まし 120×95×45

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