鼓は日本の伝統的な楽器であり、その形状は非常に優雅で美しいです。この刀鍔に施された鼓の意匠は、流れるような曲線と結び目の表現が特徴的で、全体に洗練された印象を与えます。鼓の部分は金色の金属(恐らく真鍮や金)で象嵌されているように見えます。また、その周囲を這うような線は銅線でしょうか。異なる金属を組み合わせることで、素材のコントラストと立体感が生まれ、鼓の存在感を際立たせています。これは高度な金工技術の証であり、職人の技量が光る点です。刀鍔は、日本刀の重要な構成要素であり、そのデザインや素材、製作技術は時代によって大きく異なります。この刀鍔も、製作された時代や流派によって、その歴史的背景や文化的な意味合いが深く関わってきます。



この刀鍔は、単なる機能部品にとどまらず、日本の伝統美、高い金工技術、そして歴史や文化的な背景を感じさせる、非常に魅力的な骨董品と言えるでしょう。鼓の優雅なデザインが、武骨な刀身との対比でより一層引き立っている点が、この刀鍔の大きな良さだと思います。
販売価格 14,000円
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