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福岡骨董品 鉄瓶 蝙蝠 銀象嵌

骨董品
  • これは、亀文堂(きぶんどう)という、江戸時代後期から昭和にかけて栄えた京鉄瓶・琵琶湖鉄瓶の代表的な工房の銘と関連付けられることが多いです。
  • 特に「家戌」は特定の年を示す可能性がありますが、「拙家(せっか)琵琶湖有東」といった表現の初期的な底款と見なされることもあり、亀文堂の創始者である**波多野正平(はたのしょうへい)**やその系譜に連なる名品の可能性を示唆します。
  • 良さ:由緒ある名門の作品である可能性が高く、そのブランド価値と歴史的・美術的価値が非常に高い点です。

「波千鳥紋(なみちどりもん)」

  • 波間に千鳥が舞う様子を図案化した伝統的な日本の文様です。
  • 千鳥は「千取り」に通じることから勝運豊かさの象徴、また波を世間に見立てて困難を乗り越えるという意味が込められる、縁起の良い吉祥文様です。
  • 良さ:デザインの美しさだけでなく、込められた意味が非常にめでたく、茶席などで使用する際に格調高さと趣を添える点です。

「銀象嵌(ぎんぞうがん)」

  • 鉄瓶の表面に、別の金属(この場合は銀)を嵌め込んで文様を表現する高度な金属工芸の技法です。
  • 画像からも、波千鳥や、蓋の摘み(つまみ)、おそらく提げ手(さげて)にも銀や銅が使われ、本体の黒い鉄肌とのコントラストが美しく、装飾性を高めていることが分かります。
  • 良さ:高度な技術を要するため、工芸品としての価値を高めます。また、鉄の重厚な質感に、銀の明るく繊細な輝きが加わることで、美術品としての鑑賞価値が格段に向上します。

寸法 

190×160×230  

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