象嵌は、金属の表面に異なる素材(金、銀、銅など)を嵌め込む高度な装飾技法です。象嵌が施されているということは、非常に手間と技術を要する作品であり、美術的価値を高めます。残存していればいるほど、その美しさを堪能できます。この鍔は、一般的な円形や木瓜形とは異なり、二つの輪が連結したような非常にユニークな形状をしています。このような珍しいデザインは、個性的で収集欲をそそります。もしかしたら、特定の流派や時代、あるいは刀工の個性が表れているのかもしれません。刀鍔は、単なる刀の部品ではなく、独立した美術品として評価されます。熟練した職人が、素材、デザイン、そして装飾にこだわり抜いて制作したものです。この鍔も、その造形美と象嵌の痕跡から、制作者の技術と美意識が感じられます。





この刀鍔は、象嵌という高度な装飾技法が用いられ、かつ個性的で珍しい形状をしていることから、美術品としての魅力が非常に高いと言えます。さらに「箱付」であることで、その保存状態の良さや、来歴への期待、そして品位が加わり、骨董品としての価値を一層高めています。
刀剣美術や日本の歴史、工芸品に興味のある方にとっては、見て、触れて、その歴史と美意識を感じることができる、非常に魅力的な骨董品であると言えるでしょう。
販売価格 19,000円
福岡骨董品ほんとくの商品は1点物です。必ず商品の形・大きさ・色合いを見てご購入ください。
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