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刀・銘文無名直江志津・長さ二尺四寸八分五厘

骨董品

「直江志津(なおえしづ)」は、南北朝時代に美濃国多芸郡直江(現在の岐阜県)で活躍した刀工群(兼友、兼次、兼延など)の手によるもので、相州伝の巨匠・正宗十哲の一人である「志津三郎兼氏(しづさぶろうかねうじ)」を師としています。

刀剣界および愛好家の間における、直江志津(特に長寸のもの)の人気や位置づけには、以下のような特徴があります。

1. 南北朝時代の豪快な「姿」と高い人気

直江志津の作品は、元来が大太刀や長寸の刀であったものが多く、大磨上(おおすりあげ)無銘となって後世に伝えられているものが目立ちます。今回挙られている「二尺四寸八分五厘(約75cm弱)」という長寸かつ身幅が広く豪快な体躯は、南北朝時代特有のダイナミックな気風を色濃く残しており、武士の鑑賞やコレクションの対象として非常に人気が高く、珍重される寸法です。

2. 相州伝と美濃伝の融合による芸術性

師である兼氏ゆずりの地沸(じにえ)が厚くついた明るく冴えた地鉄や、大板目肌に地景がよく絡む力強い鍛え、そして浅い湾れ(のたれ)に小互の目や尖り刃、金筋・砂流しが交じる情趣豊かな刃文が大きな特徴です。大和伝や相州伝の気風を感じさせる激しさと、美濃伝特有の実戦的な鋭さが同居しており、鑑賞刀としての見所が非常に多いため、古くから通好みの名刀として高く評価されています。

3. 歴史的背景とロマン

足利尊氏や楠木正成、新田義貞といった南北朝の英傑たちが躍動した時代の空気感をまとっており、名物として伝来したものや、名家が大切に護り伝えてきた古折紙付きの刀なども多いことから、歴史的ロマンを愛する刀剣ファンからも絶大な支持を得ています。

無銘であっても直江志津と極められた傑作は、その圧倒的な存在感と見応えのある刃取りから、市場でも常に高い評価と人気を誇る一門です。

ほんとくの商品は1点物です。必ず商品の形・大きさ・色合いを見てご購入ください。

寸法   

長さ 二尺四寸八分五厘  反り 寸 五厘  目くぎ穴 二個 

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