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クラシックダイニングチェア・クロウアンドボール

アンティーク

1. 圧倒的な様式美:チッペンデールデザインの継承

このチェアは、18世紀英国の伝説的な家具デザイナー、トーマス・チッペンデールが確立したデザインを色濃く反映しています。

  • 透かし彫りの背もたれ(スプラット): 背もたれ中央の、リボンや植物をモチーフにした緻密なドレープ状の透かし彫りは、空間に重厚感を与えつつも、向こう側が透けることで圧迫感を減らす絶妙なバランスを持っています。
  • 美しい曲線美: トップレール(背もたれの最上部)の緩やかな波型(ホホジロザメの頭部のような形から「イヤー形」とも呼ばれます)から、流れるようなアーム、そして脚部へと続くラインは、置くだけで絵になる芸術性を持っています。

2. 繁栄と魔除けを意味する「クロウ&ボール」

前脚に見られる、猛禽類や竜の爪がしっかりと球を掴んでいる意匠は、18世紀のヨーロッパで一大ブームとなった「シノワズリ(中国趣味)」の影響を強く受けています。

  • 格式の高さ: 中国の神話において「知恵の玉(宝珠)を掴む竜の足」をモチーフにしており、「幸運を掴んで離さない」「富と繁栄」「魔除け」という意味が込められています。
  • 職人技の結晶: この立体的な足元は、すべて熟練の職人による手彫り(カービング)で削り出されます。機械では出せない、1脚ごとにわずかに異なる爪の生命感や力強さは、所有する大きな喜びになります。

3. 実用性と格式を兼ね備えた「カブリオールレッグ」

優雅に湾曲した前脚は「カブリオールレッグ(猫脚)」と呼ばれます。

  • 構造的な強さ: 膝にあたる部分が外側に張り出し、足元(爪)がしっかりと外に踏ん張る形状をしているため、細身に見えても非常に安定感があります。
  • 椅子の格付け(アームチェアとサイドチェア): お写真の2脚は、肘掛けのある「アームチェア(主人の席)」と、肘掛けのない「サイドチェア(ゲストの席)」のセットになっています。このように同デザインで揃えることで、ダイニング全体に格式高いヨーロッパの宮廷のような統一感とリズムを演出できます。

4. 高級感を引き立てるファブリックとの調和

品のあるストライプ柄の座面が、マホガニー調の深い赤みを持った木肌と完璧に調和しています。 縦のラインが強調されることで、チェア全体のシルエットがより引き締まり、クラシックでありながらもどこかモダンで洗練された印象を与えてくれます。

ほんとくの商品は1点物です。必ず商品の形・大きさ・色合いを見てご購入ください。

寸法   販売価格

580×510×960   肘アリ 18,000円

580×510×960   肘なし 14,000円

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