鉄味と金のコントラスト 鉄地特有の、年月を経て醸し出された渋みのある質感が、装飾的な金象嵌を引き立てています。錆びた鉄の無骨さと、金の華やかさが同居することで、武士の美学である「侘び寂び」を感じさせます。
「酢漿草(かたばみ)」というモチーフの深み 酢漿草は繁殖力が強く、決して枯れない植物であることから「子孫繁栄」や「家運隆盛」の象徴として、古くから武家に非常に愛された紋です。単なる装飾としてだけでなく、持ち主の家系への願いが込められた、縁起の良いデザインです。
技法の調和 透かし彫り(酢漿草の形状を抜く技法)と、線象嵌(細い蔓を金で描き出す技法)が組み合わせられており、職人の高い技術力を感じさせます。植物の蔓が流れるような曲線で表現されている点は、硬質な鉄素材に動きと柔らかさを与えており、非常に優雅です。


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寸法 販売価格
73×73 20,000円





