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福岡レトロ雑貨・小柄(こづか)龍柄・太閤 家紋 秀吉

骨董品

小柄(こづか)龍柄・五七桐紋の魅力と見どころ

1. 豊臣秀吉(太閤)を象徴する「五七桐」の格調

末端部分(小尻側)に配置されているのは、日本で最も高貴な紋の一つである「五七桐(ごしちのきり)」です。

  • 歴史的価値: 本来は皇室の副紋ですが、足利尊氏や豊臣秀吉が下賜されたことで「天下人の紋」としてのイメージが定着しました。
  • 権威の象徴: この紋が入っているだけで、作品全体に「出世」や「成功」といった、太閤秀吉らしい縁起の良さと格式が加わります。

2. 躍動感あふれる「龍」の精緻な彫金

中央に配された龍の意匠は、非常に力強く、細部までこだわりが感じられます。

  • 立体感(高彫り): 平面的な彫りではなく、龍の体がうねり、浮き出ているような高彫り(たかぼり)の技法が見て取れます。鱗(うろこ)の一枚一枚や、鋭い爪の表現が実に見事です。
  • 色使い(金彩): 地金の渋い色味(恐らく赤銅や烏金のような黒味を帯びた色)に対し、龍の金色(色絵・象嵌)が鮮やかに映えています。このコントラストが、龍の神々しさを強調しています。

3. 「動」と「静」が織りなす芸術的構成

この小柄の優れた点は、そのレイアウトにあります。

  • 動の龍: 中央で激しくうねる龍は、強大なエネルギーと守護を象徴しています。
  • 静の桐紋: 一方で端に鎮座する桐紋は、揺るぎない権威と秩序を感じさせます。 小さな面積の中に、荒々しい生命力と、洗練された政治的権威が共存している点が、刀装具としての美学を完成させています。

4. 武士の持ち物としての「粋」

小柄は刀の鞘に差し込む実用的な小刀の柄ですが、同時に武士が自分のセンスを主張する「アクセサリー」でもありました。

  • 小宇宙の美: わずか10cm弱の細長い世界に、これだけのストーリーと技術を詰め込む職人の技巧は、日本美術の真骨頂です。
  • 保存状態: 画像を拝見する限り、桐箱に収められ、地金の艶や金彩の残り具合も非常に良いため、大切に受け継がれてきたことが伺えます。

ほんとくの骨董品商品は1点物です。必ず商品の形・大きさ・色合いを見てご購入ください。

寸法   販売価格

95×14   35,000円

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