鉄地の持つ武骨で深い味わいに、波濤と帆船というドラマチックなモチーフ、そして金象嵌が生み出すアクセントが調和した、非常に味わい深い鍔です。

素銅の温もりを感じさせる地鉄(じがね)と造り込み 長年大切に使い込まれてきた鉄地特有の肌合いには、時を経た重みがあります。また、茎穴(なかごあな)の縁に施された赤銅や素銅の覆輪(ふくりん)が、武骨な鉄地の中にさりげない気品と引き締まった印象を与えています。
「波濤帆船図」に込められた意匠の妙 荒波(波濤)を力強い彫り込みで表現し、その中に浮かぶ帆船を配した構図は、動感と物語性を感じさせます。ただ静的な景色を描くのではなく、荒海を乗り越えていくような力強さや、大海原を渡るロマンが小さな円の中に凝縮されています。
効果的な金象嵌(きんぞうがん)の輝き 荒々しい鉄の質感の中に、点々と打ち込まれた金象嵌が夜空の星や波しぶき、あるいは船の装飾のように光を放ちます。渋い鉄地と黄金色のコントラストが非常に映え、視覚的な奥行きと華やかさを絶妙なバランスで添えています。

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寸法 販売価格
72×77 12,000円






